目次
- モダニズムとは?
- コルビュジエについて
- 近代建築5大原則
1. モダニズムとは?
モダニズムは、第一次世界大戦以後の1920年代を中心に巻き起こった20世紀の中心的なデザインムーブメントです。
工業製品を意識したシンプルで機能的なデザインを特徴としています。美術、プロダクトだけではなく、文学や哲学にも影響を与えています。
ここでは、東京国立西洋美術館の設計をした、モダニズム建築4大巨匠の一人であるル・コルビュジエについてより詳しく見ていきたいと思います。
2. コルビュジエについて
コルビュジエはスイス生まれの建築家で、世界中に現在も残る建築物を数多く残しています。
まずは、具体的に彼の作品を見ていきましょう。以下のリンクを参照ください。
コルビュジエ作品例一覧(近代建築の巨匠ル・コルビュジエが設計した建築物22選! | Web Design Magazine)
アールヌーボーのように装飾的ではなく、コンクリートの平面ので作られているものが多く、機能的な設計をしていることが見て取れます。
また、それを象徴するように「住宅は住むための機械である(machines à habiter)」との言葉を残しています。
その他にも、コルビュジエは近代建築の5大原則を主張しています。
3. 近代建築の5大原則
以下の5つを建築物の要点として挙げています。
これらがそろった建築物を作ることをコルビュジエは提案しています。
聞いたことはあるかもしれませんが、いまいちピンと来ないのがピロティです。以下参考にどうぞ。
ピロティとは?
建物の一部が独立柱によって支えられている場合、独立柱によって構成されている空間(屋外・屋内とも)を、一般的にピロティと言います。マンションなどのピロティ部分は、自転車置場や駐車場、また店舗や事務所などの施設として使用する場合も少なくありません。
引用:ピロティとは何のことですか?/耐震Q and A
学校や駐車場などによくありますね。一般住宅でも見られることがあると思います。